株式会社 DEEP BLACK代表
桒原良介 インタビュー

四年生大学を卒業後、社会人経験を経ず、フリーのWEB系エンジニアへ。
「自己完結」をテーマに、コーディング、デザイン、広告等、WEB制作まわりの全ての作業を一人で担当。
「お客様に儲けて頂く」事こそが、WEBエンジニアの存在意義と言うことを早くから見出した、集客力特化型のWEB系エンジニア。

——まず始めに率直な質問です。なぜ人工知能の分野で企業しようと思ったのですか?

大学卒業後から、ずっとWEB系の仕事をさせて頂いてましたので、WEB業界での企業が一般的な流れだと思います。
ただ、やはり一度の人生ですから、自分自身の知識と技術で、何か新しい未来を切り開きたいと言う想いから、成長目まぐるしい人工知能の分野に挑戦しようと思いました。

2021年5月、株式会社ディープブラックを創業致しました。

——AIはヒトの仕事を奪い、所得の格差を引き起こすと言われますが。

私はそのような考えに、あまり賛同できないですね。なぜならAIがもたらすものは、より良い未来だと考えますので。
より良い未来とは、「人類の解放」です。
何からの解放かと言いますと、「単純労働からの解放」です。

タクシー運転手や工場の退屈な作業をAIに任せ、人間はよりクリエイティブな仕事を行う。
このことにで、ヒトの1日の作業時間は極端に減り、自由な時間(家族や子供と触れ合う時間)が増え、 結果的に幸福度が増します。
確かに、所得格差は引き起こされると思いますが、その格差を埋める役割を担うのが税金ですからね。

そもそもの税金の本質は、「富を持つものから持たざる者への再分配」です。
政治家は高所得者からの政治献金を多額に受けているので、あまり高所得者に不利な法案や税率を提案出来ないのが現状です。
よって、歴代の総理(安倍晋三等)に代表されるように、所得格差を他国と比較して、「日本には格差はない」といった発言を常套句として用い、国民を欺いています。

端的に申し上げますと、私の提案としては、「退屈な仕事をAIに任せることで、より多くの自由な時間がヒトにもたらされ、AIの導入で引き起こされる雇用喪失からうまれる格差は、税制で補うべき」であると考えています。

——服装や髪型からもわかる通り、日頃から『自由』という言葉を頻繁に口にしますが、その辺の真意は。

私個人の考えとして、日本ではもっと個人の自由を尊重されてもいいんじゃないかなと思ってます。
服装や髪型どれをとってもここ日本では制約が強く、規制やルールに縛られ過ぎていて、住みづらいですからね。
社会は個人にもっと自由を与えてもいいんじゃないでしょうか。

——メンバーには自由を尊重することと引き換えに、技術力の向上を課していると聞きました。

そうですね。メンバーには、いつどこでどんな生活をおくろうとも尊重します。
起きる時間、その日の課題、学習のテーマ等、一日一日を過ごす日々の中で、行うべきことを自ら分析し行動することができれば、いつどこで誰と仕事をしていても構わないと思っています。
自分の監視役は会社ではなく自分自身ですから。
今の時代は簡単にオンラインで繋がることができるので、そもそも日本にいる必要性すら感じていません。
海外で、好きなライフスタイルでを選択し、空いた時間で働く、そんな希望を抱いく仲間をサポートしたいと考えています。
私たちの会社では、時間で縛るのではなく、成果物で評価します。優秀なコードを書けるのであれば、100行に対して100万円払うことも可能です。

——ご自身も時間や場所に縛られない働き方を実践していると聞きました。

そうですね。長年、海外を旅しながら、パソコン一台で仕事をするという生活を夢みてきましたからね。
私はブラジルの格闘技であるカポエイラに取り組んでおりまして、ある程度スキルが伴ってきた頃に活動を世界に広げるべく、二年前に「カポエイラで世界を巡る」と言う活動をスタートさせました。
これは、世界のカポエイラアカデミーを訪れ、交流すると言うもので、現在では二カ国四都市(サンパウロ(ブラジル) リオデジャネイロ(ブラジル) ミナスジェライス(ブラジル) バンドン(インドネシア))計7箇所のアカデミーを訪れています。
中々、趣味と仕事の両立は難しいですが、どちらも妥協せず全力でコミット出来るよう、日々模索しています。
現在はコロナで、一時的に活動が止まっておりますが、終息したのちは、セブ島やロサンゼルスでのイベントに参加し、またそちらの活動も再開する予定です。

——さいごに。

張りのある人生を送る為には、 危険な道をあえて運命として選び、そこに賭ける決意を持つ事が必要だと考える。
人工知能の開発に、限りある人生の時を費やすことは、素晴らしく、人生にとって不足ないテーマだと考えています。
私たちが作る学習モデルで、日本の企業が有するデータやサービスの可能性を、より加速させると信じています。
人生の成功とは、自分の夢に向かってどれだけ挑戦したか。だと思ってます。
一時的な、失敗や成功は、人生単位では何も意味をなさない。 今取り組んでいる全ての課題に対して、全力で取り組んいきます。

株式会社DEEP BLACK
DEEP(深く潜る(技術を磨く)と)
BLACK (あたりは暗くなり、孤独や不安や恐怖を感じるが)
そんな中でも、「必ず成し遂げる」と言う強い気概を持って、無理難題に取り組むエンジニア集団を目指す。

まとめ

長くなりましたが、最後までありがとうございました。 まだ走り出したばかりで、何も成し遂げておりませんが、必ず自らが設定した目標を達成したいと思いますが。 技術的にも人間的にも未熟ではありますが、是非ディープブラックに興味をお持ちの方はご連絡ください。